Artists in Earth-day ‘09

AIE’09の記録

「Artists in Earth-day ‘09を終えてー」

異なる地域、文化を出会わせる接着剤であったり、感情を整える休息になったりするアートは社会の中で様々な役割や目的のために期待され続けてきました。アーティストがどうしたらその期待に積極的に答えられるかを考え、一つの試みとしてArtists in Earth-dayを昨年より企画してきました。たった1日の展覧会で具体的な成果をあげるのは難しいことですが、現代社会が抱える問題を一緒に解決する姿勢をアーティストも持っていることを多くの人に伝えられたのならば、それは大きな成果だと思いました。(会場となった金沢湯涌創作の森発表で1.700人の来場者がありました)
しかしこの耳障りのよい「アート」は、ときに歓迎しにくい感情をも造り出します。例えば、一般に固定化された価値観に疑問符を突き付け、不安に対面させたりするからです。美術館やギャラリーといったアートの擁護者から離れ、今まで出会うことのなかったフィールドの人たちとの関わりのなかで、現場では無関心や拒否反応に出会ったりもしました。アートと向き合う者にとってその影響は諸刃の剣であるということを象徴的に表した現象なのでしょうか、もしくは来場者の多くが気に入った模擬店の商品を手にすることや、心地のよいライブイベントを楽しむことに夢中だったからなのかもしれませんが。
私は、このアーティスト達の行動が劇的な事件になることを密かに期待しましたが、もしかしたらすぐに忘れ去られてしまうようなほんの小さな出来事で終わったのかもしれません。ですが、彼等は確かな歩みを踏みました。何もしなかったわけではなかったのです。対等な立場で互いに連帯する自由な人間を生み出すような社会が将来やって来ることを信じ、その準備に参加する意思表示をおこなったのです。この責任ある態度をアーティストという立場から示したArtists in Earth-day参加者に、私は強い信頼感を持ちました。/Artists in Earth-day 運営委員 村住知也
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参加アーティスト
ASUNA・川村元紀・近藤恵介・齋藤雅宏・仙谷朋子・林悠介・間塚康代・(二軍帝国 - 飯田洋子)・(F融合科学研究所 - 澤田春菜、本庄亮)・(TORARY PROJECT - 岡本奈香子、岸本雅樹、小灘精一、ハルマキヨシコ)
□協力 アースデイ石川実行委員会 □後援 金澤アートイベントカレンダーイコール/ Gallery 点/ メロメロポッチ/ ZENSHI

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